TiDB 2.0.4 リリースノート
2018 年 6 月 15 日に、TiDB 2.0.4 がリリースされました。 TiDB 2.0.3 と比較すると、このリリースではシステムの互換性と安定性が大幅に向上しています。
TiDB
ALTER TABLE t DROP COLUMN a CASCADE
構文をサポートtidb_snapshot
の値を TSO に構成するサポート- 監視項目の明細書種別の表示を絞り込む
- クエリのコスト見積もりの精度を最適化する
- gRPC の
backoff max delay
パラメータを設定する - 構成ファイル内の単一ステートメントのメモリーしきい値の構成をサポート
- Optimizer のエラーをリファクタリングする
Cast Decimal
データの副作用を修正- 特定のシナリオでの
Merge Join
演算子の間違った結果の問題を修正 - Null オブジェクトを String に変換する問題を修正
- JSON 型のデータを JSON 型にキャストする問題を修正します。
Union
+OrderBy
の条件で結果の順序が MySQL と一致しない問題を修正Union
ステートメントがLimit/OrderBy
句をチェックするときのコンプライアンス ルールの問題を修正します。Union All
件の結果の互換性の問題を修正- 述語プッシュダウンのバグを修正
Union
文とFor Update
句の互換性の問題を修正concat_ws
関数が誤って結果を切り捨てる問題を修正
PD
- 設定されていないスケジューリング引数
max-pending-peer-count
の動作を、最大数PendingPeer
の制限なしに変更して改善します。
TiKV
- デバッグ用に RocksDB
PerfContext
インターフェイスを追加する import-mode
つのパラメータを削除しますtikv-ctl
のregion-properties
コマンドを追加します。- RocksDB tombstone が多数存在する場合に
reverse-seek
が遅くなる問題を修正 do_sub
によって引き起こされたクラッシュの問題を修正- GC が多くのバージョンのデータに遭遇したときに GC がログを記録するようにする